マサト真希

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江姫 ―乱国の華― 上巻お試し読み実施中!

江姫――信長・秀吉・家康ら乱世の英雄の生き様を見届けた
誇り高き美姫の物語

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2012年4月25日
「江姫―乱国の華― 下 将軍の御台所」発売日です。

上・中・下と三巻構成でお届けしてきた江姫はここに完結。
これに併せて、メディアワークス文庫サイトにて上巻の第一章から第三章までの200ページ近くを、立ち読みで特別無料公開中! この機会にぜひご覧ください!

江姫はこれまで手がけてきた中でも、ジャンルも違えばレーベルも違い、なにより一番取材時間と資料を費やして上梓した作品ですので、完結が一際感慨深く感じられます。
執筆中は自分の力不足に歯噛みするばかりでしたが、それでもこの困難なテーマを手がける機会を得られたことに深く感謝しています。

自著について語るのは苦手なのですが、せっかくですので少しだけお話しを。
下巻で結構気に入ったのは、あの裏切り者として名高い小早川秀秋です。
脆弱で優柔不断で気弱なくせに小狡い青二才の卑怯者、と散々に扱われてきた武将ですが、調べていくと意外に律儀であったり、若くて無鉄砲なだけでそれなりに行動に納得がいくような人物であったりと、「ああ、単に若いというか幼い若者だったのかもしれないな」と憎めない気になりました。
単純に気に入って書いていて楽しかったのは、後藤又兵衛。短い登場場面でしたが、豪儀で一本気で胸の空くような男でした。何かの機会に彼についてもっと詳しく調べてみたいと思うほどです。
豊臣秀頼についても、ただの甘やかされた二世として書きたくなくて、その志を自分なりに汲んで解釈したつもりでいます。

主役である江ら三姉妹はもとより脇役たちも、できるだけ既存のイメージを覆せるようにと願って書いてまいりましたので、読者の方にそう感じていただけたなら嬉しいのですが。

いまは無事完結編をお届けできて安堵もひとしお。
戦乱の世を生きたひとりの女性の生き様と想いを描いたこの作品、お手に取っていただければ幸いです。

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category:仕事情報
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